即興スケッチ第一号に寄せる

※別のブログサイトからお引っ越し

 2020年7月30日の投稿より

窓という窓開け放ち、楽器を出して録音したり、ぼうっとしたりしている。

やんなきゃいけないことがたくさん浮かんできながら、やりたいこともどの順でやっていいかわかんないしと思いながら、今筋トレのようなシーズンを自分に感じている7月末。とにかく手を動かす、しのごの言わずやる。形に、形に、かたちに!
汗をめちゃくちゃかいているからちょっとした風がとても涼しい。夏に入る前買った火鉢のような風鈴がとてもいい音を出している。空気と自分の肌が限りなく近い境界線があいまいになる感覚は、夏の贅沢品だと思う。

久しぶりにジャムセッションに参加した昨晩。大好きなミュージシャンと会えてうれしかったけれど、自分の語彙力や物語をつくる力の弱さをたくさん感じた。アドリブをとるのは言語と一緒だといわれた。英語を覚えたりするのと似た感覚だ、すこしずつ喋れる文章を増やすのだと。自分もそう思う。わたくしも、もっとたくさんながくおもしろく喋りたい。

幼少期は民族音楽や民謡をたくさん聴き、中学生ではじめたのは吹奏楽部、音楽大学クラシック音楽を勉強して、スナックで歌謡曲のおかずソロをとり、現在はジャズの修行をしているわたくし。たぶんふと頭に降りてきた音たちはさまざまに無数に紐付けられ、思いもよらぬところが呼び込み共鳴したり、仕舞い込んだものが偶然あたらしく響いたりするのではないかと仮説を立てています。
ちなみに、作曲をしようと思って楽器でつぶやく音の並びのインスピレーションは、中学校の部活でたくさん聴いた吹奏楽の曲たちから来ている気がする。わたくしがホルンの音を初めてかっこいいなと思った原風景だ。

お昼前に、一作品目を無数の音群サービスに置いた。1分満たない簡単なデモ。音もずれてるし、なんならケトルがお湯を沸かしとる音がはいっとったりするけれど、「はじめたてですので!」の旬と爆風を感じる。なんだかとってもたのしそうじゃん、我ながらわくわくするんだけど!

うまれたてのかわいい音、こうしてあたらしいブログに貼ろう
https://soundcloud.com/mayokehr/200730-1